0
TEIN Flex Z

NDで唯一気になる点がタイヤとフェンダーの隙間です。
デザインや全体のバランスをみても何とも残念です。
車高は十二分に低いのだからこの辺の見た目も考慮して欲しかった思っているのは僕だけではないはず。

指4本

かと言って、純正の脚の出来は素晴らしく、この乗り味を捨てるには勿体無いので今以上にサスペンションを弄るのは躊躇していたけど、最近の車高調はメーカーによっては価格も安価だったり、硬さも様々で見た目を優先して純正と変わらない乗り心地の物も少なくないらしい。

先日、夜遅くに帰宅すると、季節外れのクリスマスプレゼントさながらに、玄関の外に大きな段ボール箱が放置してありました。
雨も降っていたので家の中に入れようと持ち上げようとしたら、あまりの重さに腰を庇ってしまうほどでした。

問題重さだけではありません。
ダンボール箱のままだとトランクには到底入り切らないサイズなのです。普通の車なら問題にならないサイズでもロードスター、特に現行のNDはトランクの間口が極端に狭いので、箱物は要注意なのです。後部座席もありませんし、もちろん助手席にも収まりません。しかし、幌を開けば助手席に座らせてシートベルトで固定すれば何とか運べます。で、トランクには予定通りフロアジャッキ、馬、パンタジャッキ、工具箱、トクルレンチ、ラチェットセット、他諸々を満載して作業場所まで向かいました。助手席から大きなダンボールが上に突き出ているさまは、街なかでは異様ですね。マネキンとかならオシャレなのかもしれませんが、それ
はそれで怪しいです。

1-2

では早速作業に取り掛かりましょう。
手順を写真に記録しようと思いましたが、面倒なので止めました。と言うよりそんな余裕などありません。16時からアライメント調整の予約を入れていたので、15時までには終わらせるつもりでいましたが、作業にかかりだしたらもう大変。気温も上がり、立ったり中腰になったり息を切らせながら動き回ったおかげで全身が汗でビッショリになってしまいました。このままショップに出向くわけには行かないので、シャワーを浴びる時間も考慮すると、更なる時間の制約が増します。

先ずはリア側から

トランクの内張りをすべて外して鉄板とアルミ板をむき出しにします。
トランクの左側には燃料タンクへの配管をカバーしているアルミ板を外す必要があります。(写真はありません。チョロい作業です)
リアのショックのアッパーマウントはボディーにそれぞれ2本のナットで固定されているので最初にこれを緩めておくのですが、工具が入りにくい構造になっているので作業に手こずりました。奥側はラチェットなんて入りませんので手持ちの14mmのメガネレンチを使ったのですが、柄が短いので力が入らなかったのも要因の一つです。

左右のホイールのナットを軽く緩めてからフロアジャッキで持ち上げて馬を掛けるのですが、途中でジャッキと車体が滑ってしまってって再度掛けなおそうとジャッキを下げたら、何と右側の馬を中途半端にかけた状態のまま車体を下ろしてしまったために、それはそれは悍ましい音を発しながら運転席側のドアの下にハメ込んであるボディー同色の樹脂のアンダーガードみたいな部品が馬にむしり取られてしまいました。

はい、三万円ですw
あぁ〜やってもうた〜w はい、三万円ですw

これには思わず声を上げてしまいましたよ。
今までの滝汗がウソのように冷や汗となって流れ落ち、しばらく口を開けたまま呆然と....

しかし、ここで悔やんでいても仕方ないので、気お取り直して作業を再開しました。

ジャッキアップしてリアタイヤを外したら先ずはスタビライザーのリンクを外し、次にオートレベライザーアジャストロッドを短いものに交換します。これは車高が下がったことで車体が前上がりになったと判断されてヘッドライトの光軸が下方を照らしてしまうのを避けるためです。ヘッドライトの光軸調整でも可能なのでしょうが...

次はいよいよサスペンションを取り外すためにナックルとサスを固定しているボルトを抜きます。17mmのソケットレンチで簡単に緩みますが、最後はナックルをブレーキディスクごと押し下げてあげないとボルトが抜けません。ボルトが抜けたら最初に緩めておいたトランク内のアッパーマウントの固定ナットを外せばサスペンションは下に落ちてきます。一度ドライブシャフトとの隙間に落とし込んで上に抜き上げれば簡単に外せます。外れたら逆の手順で取り付けていくわけですが、全てのナット類を本締めする際には、ブレーキローターを目的の車高になる高さまでパンタジャッキで持ち上げて本締めします。いわゆる1G締ってやつですね。

2

各部の本締めが終わったら狙った車高に微調整していきます。
メーカーの推奨値はフロントが4センチでリアが3.5センチなのですが、今回は1センチ高めのフロントを3センチ、リアを2.5センチにしてみます。見た目的にはメーカー推奨値が一番かっこよく見えるのかもしれませんが、あまり下げすぎると2名乗車時にリアに余裕が無くなりそうに思えたのと、それにあまり下げすぎて下品になってしまうのは避けたいので。

取り付ける前に予めシートロックのリングは本締めしているので、スプリングを回転させてシートロックとブラケットロック間の距離を目的の車高になる長さに調整して、最後にシートロックのリングを本締めしすれば作業はほぼ完了です、反対側も同じ要領で作業します。当然各部のネジ類は全て基準トクルで固定します。

3

次はフロント側です

基本的な作業はリア側と同じですが、フロントの場合は少し面倒な作業が増えます。それはサスを抜き出す際にアッパーアームが干渉するからです。なのでアッパーアームの付け根の2本のボルトを完全に抜き取る必要があります。ここまで外すとなると我ながら少し不安に駆られたりもしますが、流石に加工や組付け精度が良いだけに、それほど苦労もせずに外すことが出来ます。

4

ま〜こんな感じで自分で交換してはみましたが、作業時間は昼食も食べずに約4時間半を要し、シャツからズボンまで汗ビッショリになって作業を続けた結果、途中で体調を崩してしまいました。首筋から頭にかけての痛み、吐き気、目眩、四肢の痺れ、等など…熱中症でしょう。
16時から予約していたアライメント調整もキャンセルして暫くベッドに入って布団に包まって横になっていたら多少は回復したけれど、夕飯もほとんど喉を通らず、結局寝る直前になってようやくお腹が動き出したようで、カップ麺を流し込んでベッドに転がり込みました。

1-3

作業をショップかディーラーに任せておいたほうがよっぽども安上がりだったな。
体調だって崩さずに済んだわけだし...