僕の書斎は床屋の縁台と公園の芝生の上、そして家のトイレの便座w

どうせなら土曜日に走りたい。
日曜日一日ゆっくり過ごせると思えば少しは追い込めるし。
これで4週連続で土曜日が雨w
長く伸びた髪を切るにはいいタイミングですね。
でも考えることはみんな一緒のようで、床屋は開店前から大盛況でした。
昨夜の酒がまだ残っていたので頭を洗うときに前のめりになったら頭がグルグル回るわ回るわ...(@_@;)
ほぼ半日潰れたw
折角だからパンも焼きましょうか(^^;


イチジク(二種)、クランベリー、クルミ
3月 天気 行動
10日(土曜日) 雨時々みぞれ一時曇 時計を磨く
GPSのバッテリー交換
パンを焼く
17日(土曜日) 大雨 自転車のメンテナンス
パンを焼く
24日(土曜日) 曇時々雨 午前中仕事
レッグウォーマーにアイロンがけ
パンを焼く
31日(土曜日) 曇りのち嵐w 床屋で散髪
レオンを病院へ...
白髪を染めるw
パンを焼く

と言うわけで、雨の土曜日=パンを焼く....なんだか妙な達成感だw(笑)


また前回より上手く焼けたかな(^^)/

焼き上がると部屋中に焼きたてパンのいい香りが満ちます。
早く食べたい気持ちを抑え、パンが十分に冷えるまで辛抱強く待つ....


年度末の金曜日...
月例会議は年度末とあってかいつも以上に活気を呈し、来期へ向けての決意も新たに...
午後ともなればパ〜ッとここは一つ!
ってな具合で、普段以上に呑みたい気分でしが、そんな折、
同じような事を考える人はいるもので(笑)
横浜から新橋まででも人を走らせますね〜
夜は自転車仲間との反省会でした。
反省するのはこの日じゃなくて大方は夜が明けてからなんでしょうけどねw
特にあの方は(笑)


明日の予報が雨ともなれば僕らに怖い物などあるわけもなく...
程よく酔った自転車乗り達は新橋の夜が暮れていくのも忘れて年度末を締めくくったサラリーマン宜しく、酒とカラオケで喉を枯らしていくのでしたwww


千鳥足の酔っぱらいに挟まれてつり革にぶら下がり、最寄り駅で無事に電車を降りたかと思えば怪しく誘うオレンジ色の看板...
若かりし頃、牛丼と言えば、プレーンな特盛り+大盛り+並+ミニと若さと欲望に身を任せ、安っぽい紅ショウガたっぷりに辛さ控えめで香り豊な七味を肉が隠れるぐらいに振りかけて...一食で平らげたものでした。
それなりの拘りをもって接してきた筈なのに、酒は人を変えますね〜
そして今宵は...


旨辛ネギたま牛めし並...orz

並だったのがせめてもの救いかとw
明日がないことをいいことに....
さ〜寝ようZzz…


全面結氷して雪が積もった大沼から望む北海道駒ヶ岳@帰路

いま北海道に来ています。
函館から車で北へ約3時間のところにある海沿いの小さな町です。
今年の寒さでここ北海道も例外ではなく、例年以上の寒さと雪の多さだそうです。
今朝も函館空港に降り立つと雪が舞っていましたが、ひと山越えた頃から青空が広がり、日中は気温もあがって過ごしやすいくらいに暖かくなってくれました。
関東の暖かさほどではありませんが...


この日の仕事は無事に進み、夕食までに少し時間があったので海沿いを車でで走ってみました。
特に観光するようなところもないのだけれど...
日が暮れる頃、海岸沿いの高台に車を止めて夕陽を待ちました。
北西からの冷たい風の中で日が暮れるまでの50分ほどをずっと海を眺めて過ごしたので身体が芯まで冷え切ってしまい、陽が水平線に隠れたと同時に車に飛び込んでヒーターを焚いて温まった。


日本海に沈む夕陽

今日の宿は町から外れたところにある古びた小さな温泉宿です。
建物はけっして綺麗でもなく、料理はおばちゃんの家庭的な手料理だったけど、田舎ならではの気遣いで体も心も温まる夕食でした。


温泉に浸かって冷えた体を温めて部屋に戻ろうとしたら、宿のご主人が暖かな薪ストーブを背に小さなお孫さんを抱いて寝付けているところだった。


その場で立ち止まり小声で話を少しだけ...
孫を抱くご主人の優しげな表情と語りかけに人のあたたかみを感じた一時でした〜


日が延びて、寝室にも朝早くからカーテン越しに朝日が差し込んで眩しく感じられるようになった。
目は見えなくても周りの明るさはわかるようで、目覚ましが鳴る前から枕物でこちらの息遣いを伺っている...
以前は目が合ったらそれで負けだったけど、今は目があうことは絶対にない。
しかし、視覚以外の感覚はそれまで以上に発達したのか、息遣いや些細な動きで敏感に反応する。
しっぽフリフリ、湿った鼻先を顔にくっつけてくる。
まだ起きる時間じゃないですよ〜w
最近はご食事の時とトイレに起きる以外は殆ど寝て過ごしているが、何か食べ物を食べようかと袋の音でも出したひにゃ〜
突然起きだして鼻を前に突きだして匂いをクンクンと嗅ぎ回る。
夕方は嫁さんが帰ってくると目をしょぼしょぼさせて大あくび。
そして僕が帰宅すると慌ただしくしている僕の足元に寄ってきてはゴロンと仰向けになって撫でてもらうのが彼の日課だ。
嫁さんには絶対にそんな姿は見せないらしい...
男同士の信頼関係なんだよ(笑)
今日、ベランダに出たら、ちょうど目の前の比較的低い位置に月を中心に上に金星、下に木星がほぼ等間隔に並んでいた。
頭痛くて早めに帰ってきたのに少しだけ得した気分...


洗濯ばさみが映ってるしw

大磯

どこに行こうかまったく決まらないまま、とりあえず西へと向かった。
普通に旧道を登って箱根?
それとも椿ラインを上るか...
いやいや、坂は止めて真鶴辺りで折り返して帰ってくる?w
走りながら二転三転したが、国府津の手前辺りに来てようやく決まった。
昨年5月、Chicorynから「眩しい新緑をもとめて”のんびりサイクリング”に行きませんか〜」と誘われて走ったあのコース...
湘南から酒匂川沿いのサイクリングロードを遡上して、地蔵堂から矢倉沢林道を上り仙石原へ抜け、国道1を小田原方面に降り、途中から矢野林道を経由して湘南へと...
あの日は沢山の仲間の笑顔と一緒に爽やかな風の中で新緑を楽しむ、最高に気持ちのいいサイクリングでした。


今日は僕一人だけだ...

新緑の時期はまだ1ヶ月以上先だけど、なんか走ってみたくって...
朝からずっと冷たい西よりの風が吹いていたけど、それ以上に陽射しが暖かくって、そして酒匂川の桜も満開でした。


この桜は何という品種だろう...

地蔵堂まで自宅から約65キロ。
ここまで補給も無しに走ってきたので地蔵堂の境内で、昨日焼いて持ってきたパンをかじりながら缶コーヒーで一息...


そして誰もいない矢倉沢林道を一人で苦しみながらようやくピークまでたどり着いた。
腰を庇いながら...
まったく、弱っちまったもんだw
最近あまり登ってないからな〜坂


足腰にかなり来ていたので矢野林道はパスしようかと思ったけど、折角だし、ゆっくりでもいいから走りたい。
林道は風を感じることもなく背中に受ける陽射しがそれはそれは暖かかった。
もっと暖かくなって新緑の季節になったら、昨年みたいにみんなで楽しいサイクリングがしたいな〜
こちらは→昨年の映像です。
残ったパン2切れを小田原のコンビニで補給して西風に乗りながらもヘロヘロになって帰宅。
家にたどり着いたはいいが、お腹が空いて動けませんでした。
夕飯前だというのに、風呂上がりにインスタントラーメンとバナナ1本を炭酸水で流し込んだ(笑)

Dist:153.6km  Ave:24.9km/h  Ascent:1426m  Work:2600KJ


回数を重ねる度に出来がよくなる...手前味噌だが(^^;

今日、騙されたサイクリストは数知れないはず...クックックッw
午前中仕事じゃなかったら僕も危うかったなw
朝の肌寒さを耐えさえすれば日中は暖かくなるだろうから、ジーンズに長袖のTシャツのうえにジャージを重ね着しただけで職場へ。
まだ路面は濡れていたけどタイヤが跳ね上げるほどでもない。
ところが職場に到着と同時に雨が降り出した...
昼前に歯医者の予約入れてるので早く止まないかな〜と気が気じゃなかったけど、ちょうど職場を出るタイミングで雨はあがってくれた。
そんなわけで午後からの予定は全てキャンセルして所用を済ませていつものパン屋でスパイシーなハード系パンで遅めの昼食。
そして飽きもせず、翌日の補給用にいつものパンを仕込む...
発酵の合間にこんどは男のアイロン掛けだ(笑)
自分のワイシャツは自分でアイロン掛け....じゃ無くってw
先日のナイトランではレッグウォーマーが何度もずり落ちてしまい、その度に止まってはレーパンの裾をまくり上げてウォーマーを引き上げるという、なんともストレスフルな走りだったので何かいい方法はないものかと...
そこで思いついたのが衣類に貼り付けるタイプの滑り止めシート。
肌に密着する側には既に滑り止めのシリコンが張り付いているのだが、素材の問題なのか裾が伸びてしまっているので滑り止めが役をしない。
なのでレーパンの裾との摩擦でずり落ちないように表側に貼り付けてみた。
送料込みだと1枚約80円で片側4カ所で計8枚だから640円...
これで駄目なら秋に買い換えだなw


貼り付けるために厚手の本を下を敷いてアイロンを充てるとあったので手近な本を...
そう言えばこの本はサラッと写真だけに目を通しただけで、本文は一文字たりとも読んでいない。
なんか読んでしまうのが勿体ないような気がしてそのまま埃を被ってしまっていた(笑)
明日は天気も回復するみたいだけど、西風が強そうだな〜
さて、何処にするか...


朝の気温はまだ5℃程度と低かったけど気合いを入れてロードで出勤した。
半袖半パンにウォーマー姿で...
背中にはお弁当と水筒とその他細々した物を詰め込んで膨らんだリュックを背負って。
流石に薄手のジャージはまだ早すぎたようですw
いつもなら僕が職場に到着する時間は出社している社員の数はまだ疎らだけど、今朝は少し遠回りしたためか、
普段より多くのコートを羽織った方達と通路で顔を合わせることになった。
こっちはジャージ姿でシューズのビンディングをカチカチと鳴らして妙な歩き方しているから普段より人目を引いてしまう(^^;
職場について早々に着替えようとウォーマーを外してレーパン脱いでズボンを履いてジャージを脱いで上着に着替え...
うっ...上着の着替えが入っていない...!
起きた時には確かにクローゼットから引っ張り出して準備していたのに...
あぁ〜やっちまった...orz
幾ら日中の気温が17℃まで上がるからって朝の内は10度にも満たないし。
ジャージの下にはCRAFTのインナー1枚だし...これじゃ寒くてジャージは脱げないね(^^;


幸いにもデスクの椅子の背もたれに上着が掛けてあったからジャージの上に羽織ってなんとか誤魔化せそうなんだけど、
襟元から可愛らしいハートマークがチラチラ見えるってどうなんだろう...
部下はそんな上司を目の前にして真剣に話を聞いてくれるだろうか...
説得力無いよね〜
目を逸らした隙に...「プッ!」っとか?
ま〜今日は来客もなければ重要な会議の予定もないので出来るだけ大人しく慎ましやかに過ごすとしよう....
夕方、ToDoアラームが携帯とPCの画面に...
隔週定例会議が定時後にスケジュールされていたw
あはは...


明日明後日と天気が崩れそうなので、仕事を終えてからみなとみらいに向けて走り出した。
今日の昼食は家から持参した弁当だったので普段よりご飯の量はかなり少ない。
たぶん会社の女の子の弁当よりも...
時間も時間だったのでかなり空腹気味だったけど、温かな夜で風も無かったので、気分良くなかなか良いペースで走れた。
街の風景をマニュアルで撮ろうとバックポケットから三脚を取り出したら....


二脚になってるし...orz

仕方ないので普通に夜景を撮ってサッサと帰ってきました。
中華街に寄って中華まんを買いたい衝動をなんとか押さえて...



ツール・ド・草津まで残すことこ一ヶ月となってしまったが、未だ準備が出来ていない。
理由は幾つかあるが、どんな理由であろうとそんなものは所詮言い訳です。
しっかりと目標に向かって日々努力されている多くの方に対して、こんな僕がレースなどという言葉を吐くこと自体が烏滸がましいってもんです。
ろくに準備もしないで当日を迎えてズブズブになるか、最悪DNSとなってでも今無理をすべきか...
そんなのどちらも受けれたくないね〜
ならどうするか...やれることをやればいいじゃん(-.-;)y-゜゜
はい、その通りでございます。
平地なら多少の負荷を掛けてもなんとか誤魔化せる...
ということで、気持をスイッチして平地練ですw
今年になってヤビツには1度だけ登って、1度だけ向かいました。
えぇ〜と「登って...」←これ、文字通りね(笑)
あぁ〜、「向かいました」←これも正に文字通りw
で、三浦一周は今日で6度目だ(笑)
今じゃ三浦マイスターの称号は僕の物だな!
ようやく休日の日に爽やかに晴れてくれました。
おまけに風もそれほど強くない。
正直、強い向かい風を受けてまで練習したくはないw


今日の三浦は多くのサイクリストが気持ち良さそうに走っていました。
行き交うローディー達もみんな笑顔で挨拶してくれます。
この日も家から持ってきた三切れの蜂蜜をたっぷり染みこませたパンがバックポケットに入っています。
気持のいいポイントに止まっては一切れずつ頬張る。
一人で100キロ程度の距離ならこの程度の補給で十分ですね。
お金もかからないし。
ここまでなかなか良いペースで走って来ましたが、やはり景色の良いポイントはスルーしたくない。

あの時のあの方のように
、さり気なく、素敵なシルエットに決めてやろうと思ったけど、僕には上手く真似できなかった。
そもそも脚の比率が違いすぎるwww


ツールボトルも駆使して三度も撮り直したのだがw

いよいよボトルの水が必要な時期になってきました。
ここのところずっと、三浦一周程度なら殆どボトルの水は飲まなくても澄んでしまうくらいだったから...
たぶん血液ドロドロでしょうねw
風はまだ冷たかったけど陽射しが暖かかったので、汗で湿ったグローブを外して素手のままブラケットを握り走ったらこれがまた気持ちよかった〜!
ショートスリーブのジャージとレーパンで走れる時期が今から待ち遠しいです。
スネ毛処理は面倒だけどw


5分で指の芯まで冷たくなってしまったのはここだけの話だ...

先日、noriさんに教えてもらった三浦のカワヅサクラの名所が見頃を迎えた頃だったので寄ってみると、遠目にはほぼ満開でした。
休日ともあって紅色の桜と菜の花の黄色のコントラストの道を多くの方が楽しんでいた。


この日のモチベーションは初音のパン屋でハード系のパンを買い込むこと♪
翌朝に食べるのが楽しみだ!
が、、、、、、!
お店のシャッター降りてるしw
もし僕の愕然としている表情を見たかたがいたならば、モチベーションが音を立てて一気に崩壊していく様を容易に想像出来たことでしょう…
今日は火曜日だったんだね...orz


サコッシュまで持ってきてたのに...

たった今、2回ほど足が攣りましたw

Dist:111.7km  Ave:27.8km/h  Ascent:680m  Work:1774KJ


早く起きたところで路面はどうせ濡れているだろうからと、無理に布団の中で時間を潰そうにも、最近では長に寝てる方が逆に身体にとっては辛い。
路面が乾いているか確認しようとカーテンを開けると、辺りは霧で真っ白でした。
ここに住み始めこんなに濃い霧を見た記憶は無い。
ベランダに出ると纏わり付くようにシットリとした空気が生暖かかった。
予報だと14時頃には降り出しそうなのであまり遠出は出来そうにない。
先週に続いて自宅周回コースって手もあったけど、今日はそんな気にはなれなかった。
海を見たい!
そんな心境でした。
今にも降り出しそうなドンヨリとした空だったけど、温かな朝だったので降られても風邪ひくようなことは無いだろうし...
途中、早咲きの桜があちこちで開花していたが、陽の光を受けていない花は悲しげにしか映らないので、今日はスルー...
春分の日あたりが見頃になるかな〜
茅ヶ崎辺りで折り返せるかと雨雲レーダーをチェックすると雨雲の足は思ったより速そうだったので、江ノ島で折り返して逗子に向かうことにした。
途中、高台で海を眺めながら一休みして降りかけとところに、湘南自転車オヤジのnoahponさんがいつもの出で立ちで登場!
昨日200グラム増量したという銀シャリ号を駆って!


僕の自転車の2倍はありそうな重い銀シャリ号

雨も近いと言うことで言葉少なに談笑してから僕は逗子マリーナに向けて少し踏んでみた。
渋滞の切れ目を利用してなだらかな登りで藻掻いたら、久し振りに心拍が195を越えた。
このまま突然止まってしまうんじゃないかと不安を感じるくらいに心臓の鼓動が耳にまで伝わってくるあの感覚...苦しかったw


逗子マリーナで海を眺めながら昨日焼いたいつものパンをかじりながら、ただボーッと...
すると、悲しいかな「雨降るコールwww」
鎌倉辺りで降り始めた雨はすぐに本降り...
それでも温かな春の雨は心地良いくらいだった。
ちょうど汚れていた自転車を綺麗にするには良いお湿りだ!ぐらいに気持に余裕を持って帰宅。
少し走り足りなかったのでいつもの周回路を一周してこよう!...なんてお調子者にはなれなかったけど。


不完全燃焼気味の日曜日でした...

Dist:47.9km

先日のFacebookでのゴタゴタ...
2日間、方々からメールやら電話やらで仕事以上に神経をすり減らせてしまったが、そんななかでも思いがけない出来事もあった。
話は変わり、それはまだ僕が幼少の頃の事です。僕には一人の妹がいました。
ところが、小さな子供の意志とは無関係にその妹と離ればなれに暮らすことになってしまった。
それは突然に、しかも僕が幼稚園から家に帰ってきたときに初めて知りました。
小さな子供にとって、それがどれだけの衝撃だったのか、でも何故か僕はその時の衝撃を全く覚えていないのです。
離れて暮らすようになってからは、周囲の方々の気遣いもあってか、何度か一緒に遊んだこともあったのですが、物心ついた僕にはその頃の記憶は殆ど残っていませんでした。今でも心の隅に残っているのは、まるで誰かに隠れるかのように、こっそりと会っているかのような、子供心にもやるせなさの残る感覚です。
何故僕らは別々に暮らさなければいけなかったのか、その理由を誰かに聞いたことなど一度もなかったし、知りたいとも思わなかった。そして今日現在も何もしらない。
そんな妹と大人になって初めて会う機会が生まれたのが、今から10数年前の祖父の通夜の席でした。
多分、祖父が僕らを会わせてくれたのでしょう...
そしてその夜、彼女から近々結婚する事を告げられました。
正直驚きましたが、でもすぐに、「そうだ、僕は彼女の兄なんだ!」と、その時が人生で初めて兄であることを強く実感させられた時でした。それまでは彼女が成人するまでの間に何度か人伝えにもたらされる断片的な近況のみが唯一の繋がりだったから...
でも何故か、ろくな話しも出来ずに足早にその場を去ってしまった僕は、兄として何か話さなくてはという強い想いで一杯だったのか、その後も落ち着かないまま眠れない一夜を過ごしました。
翌朝、居ても立ってもいられず、強い雨の降る中、葬儀で忙しい彼女を誘って車の助手席に乗せていました。
それが兄妹二人の初めてのドライブでした。
しかし、ハンドルを握り前を見つめたままの僕は兄らしいことは何一つ言えなかった。
たった十数分の短いドライブではあったけれど、気の利いた言葉は一つも出てこなかった。
兄妹として過ごす期間があまりにも短かすぎたんだとその時は自分にそう言い聞かせるしかなかった。
結婚式の少し前だったかな〜
新横浜のホテルで短い時間だったけど、母夫婦と、妹とその婚約者、そしてその時が初対面だった綺麗な顔立ちのもう一人の妹と会って話す機会ができた。
血のつながりはあるとはいえ、殆ど会話らしい会話もした記憶も無いしい、お互いの共通点を見いだせない3人と僕は会話を弾ませるのに苦労していました。
そんな4人を見かねてか、初対面の3人と嫁さんが僕ら4人に気を遣って話題を作ってくれていたのを良く覚えています。
そして結婚式の当日、僕は母の隣の席に座り、妹の人生の中の大きな一コマに初めて立ち会っている事実に感動していました。
そしてその日の晩は兄妹初めて一緒にお酒も飲むことができた。
ここでもあまり会話は生まれなかったけど、子供から時間を一気に飛び越えて、お互い大人として一緒に酒をのめるなんてそれまで想像すら出来なかっただけに嬉しくて、ついつい飲みすぎてしまった。
しばらくして妹は子供を授かり、僕ら夫婦は妹家族が住む街へと向かい、産まれたばかりの子供の顔を見て、普通に家族らしい食事をした。
母親夫婦、妹夫婦、もう一人の妹と婚約相手、僕ら夫婦の8人とまだ生まれたばかりの女の子と一頭の犬との楽しい食事でした。
それからしばらく家族同士会う機会は無かったけど、数年前に僕の父が亡くなった通夜の席に、大きく育った一人娘と一緒に妹が焼香に来てくれた。
しかし、久し振りに会ったというのに、その場でも僕はろくな会話の場も持たないままに彼女達を返してしまった。
小さい頃の妹の面影をもって可愛くらしく育った姪との会話もないままに...
時間は人と人との間に見えない壁を立ててしまうのだろうか...
その壁は人と人が顔を合わせたその時になって初めてぶち当たるのだろうか...
つい最近になって母から手紙をもらった。
多分、母からもらった初めての手紙だったかもしれない...いや違うかも知れない...
そこには僕がまだ小さかった頃の母の想いがしたためられていた...
まだ僕が成人する遙か前、母の身近な方から伝え聞かされた出来事や、今初めて聞かされたことなど...
もっと僕自身が親とうまく接することが出来る人間だったらよかったのだけど、育った環境からなのか、親と向き合うことが出来ない子供に育ってしまった。でもそれは決して手の付けられないような反抗的な子供だったわけじゃないし、どちらかと言えば素直な方だったと自分では思っている。単なる思い込みかもしれないが...
そしてそれは歳を取った今でも続いているのかも知れない。
小、中と地元の学校に通ったが、そのころの想い出はあまり記憶にない。
旧友と話しても自分の記憶からはその頃の詳細な図が浮かぶことはあまりない。
もしかすると、無意識のうちに自分の記憶から消しさっていたのかもしれない。
誰にだって楽しい想い出もあれば辛く悲しい出来事だってあったはず。
別に僕が人に比べて特別辛い子供時代を過ごしたとは今でも思ってもいないし思いたくもない。
むしろ今思えばその頃の数少ない朧気な想い出が今の自分を形作っているわけでもあるのだし...
だから自分の今の人格を否定するつもりなどあるわけもないし、誰かを恨むようなことは勿論無い。
平凡だけど、普通に仕事に就き、結婚し、子供は出来なかったけど、それなりの生活を送り、友達も増え、そして無事にここまで歳をかさねて来れた訳なのだから、それで十分じゃないか。
だいぶ前にメールでやり取りをしてからご無沙汰していた妹から先日メールが届いた。
例のFacebookが勝手に送った先に妹のアドレスも含まれていたようだ。
こんなことでもないと、なかなか自分から家族と連絡を取り合うことなんて無いから、それが皮肉にもいい切っ掛けになったわけだ。
40数年間、共通の想い出もなければ、食べるものや着る物の好みすら知らないのに、ほんの少しメールでやり取りしただけで何となくだけど相手の何かが判ったような気がして...なんだか可笑しくなってきた。
電話じゃなかなか次の言葉が出てこないけど、メールだと気兼ねも無くて言いたいことを言えるのかも知れないね〜


今朝、出張前の慌ただしい中、急に思い立ったように、古いアルバムを引っ張り出だそうと書棚をかきまわしたが、僕と妹が一緒に映っている写真はおろか、僕が映っている古い写真も四つ切りに引き延ばされてアルバムの間にただ挟まれていただけの、たった2枚のモノクロ写真しか見つからなかった。
多分、古い想い出といっしょに実家の押し入れの奥の方に仕舞い込んだままになっているんだろう。
イツカ、実家に帰ったときにでも探してみよう。
もっとも、僕のアルバムといっても本当に僕が小さな頃に誰かが撮ってくれた写真しかないのだけれど...

出張先へと向かう新幹線の中で...